UNIVAS主催のリーダーズキャンプの運営に行ってきました!

2020年2月16日から17日の2日間、一般社団法人大学スポーツ協会(以下、UNIVAS)主催の「UNIVASリーダーズキャンプ2020」に行ってきました!

UNIVASリーダーズキャンプ2020とは

UNIVASは、大学スポーツの振興に向けた取り組みの1つとして、運動部学生に対して、競技だけでなく社会に求められる自ら考え行動できる人材の育成や就職活動における支援について検討を行なっています。

この2月16日〜17日に開催されたリーダーズキャンプは、2020年度の大学スポーツにおける運動部キャプテン(主将)を対象とし、運動部において重要な役割を果たすキャプテンシーを学ぶとともに自身のキャリア形成支援に役立ててもらうことを目的に開催されました。

このキャンプでは、キャプテン(主将)が競技種目・大学横断型の交流を行い、競技だけではなく、社会で求められるリーダー像を学び、様々な視点や価値観を共有することで、キャプテン(主将)としての心構えや考え方を身につけることができるよう、下記のとおり2日間に渡り様々なプログラムを行い、北海道から九州まで、23大学19競技41名の新キャプテンが集まりました。

当日の流れ

●開催場所

仲間と泊まる学校「ちょうなん西小」

●1日目
 
11:30 東京駅出発~バス移動
 
14:00 開始~参加者交流【SCJ 溝渕】
 
15:00 キャプテン(リーダー)とは、そしてチーム(組織)とは何か【SCJ 古賀】
 
16:30 ビジョンを機能させ目標を達成するメソッド「V.S.Sマネジメント」【SCJ 中村】
 
18:00 夕食
 
19:00 特別ゲストトーク

【写真中央右 SCJ 溝渕】

【写真 SCJ 古賀】

●2日目
 
06:30 起床
 
07:30 朝食~前日の振り返り
 
08:30 社会に求められるリーダーとは【SCJ 古賀】
 
10:00 企業セミナー「私たちが求めるリーダーとは」
 
11:00 自己分析―パーソナリティ検査
 
12:00 昼食
 
13:00 人生100年時代における自分のビジョンを描く【SCJ 中村】
 
14:30 チームビジョンを描く【SCJ 中村】
 
16:00 代表者スピーチ
 
17:00 終了~現地出発

【写真中央右 SCJ 藤森】

【写真 SCJ 中村】

担当者の声

中村 亘:まずは、このような機会をいただけたことに感謝申し上げます。

私自身が大学の体育会出身だったこともあり、準備の段階から「当時の自分に、何を学んで欲しいか」という視点でも関わってきました。

考えたこともないような中身に苦戦しつつも、たった1日で大きな成長を遂げていた学生の皆さんの様子を見て、とても感動しました。今後とも、彼ら彼女らの成長に注目しつつ、私たちに何ができるのかを探究し続けいきたいと思います。

古賀 正信:リーダーズキャンプを迎えて、まず驚いたのは、学生たちの意識の高さです。私たちの困りごとは、私たちの目標は… 主語が『私』ではなく『私たち』でした。 既に、キャプテンとしてチームをどうするのか、という視点で考えていました。一方で、「あなたは、どんなキャプテンになりたいのか」という問いかけには苦戦した人が多かったようです。 このキャンプでは、『自分らしいキャプテン像を描く』ことを意識して取り組んでもらいました。学生同士が語り合うことで、はじめは戸惑いながらも、自分らしさと目指したい姿を、どんどん明確にしていく成長の速さには、更に驚かされました。 キャプテンとしての活躍、そして、これからの社会のリーダーとしての活躍を期待しています。

溝渕 暉:社会でも活躍できるような、素晴らしいポテンシャルを持っている主将の皆さんに対し、その成長の一助になれたこと、その機会をくださったUNIVASの皆様に御礼を申し上げます。

自分やチームの将来のビジョンなどに向き合う主将の皆さんの姿勢は、一言では言い表せないほど真剣でした。想像を遥かに越える成長に出会うことができ、とても嬉しく思っています。

私たちも引き続き大学スポーツを盛り上げるために何ができるかを考え続けたいと思います。

藤森 啓介:リーダーとしての悩みをそれぞれが共有する中で学生が成長する姿を見れてとても印象深いです。 私自身は2日目しか参加できなかったのですが、担当したグループの学生と話す中で何か学びを提供できればという思いで、チーム作りの経験を話しました。

最後のセッションでは行動を変化させ1番最初に手を挙げ発表する学生を見て、とても感動的でした。学ぶ事がとても大事だと思える素晴らしいキャンプでした。

今後

UNIVAS:当協会では、今後もプログラムの改良を続けるとともに、リーダーに限らず大学・競技を横断して運動部学生の皆さんが交流し、情報を得られる場を提供していきます。

SCJ:私たちの根幹であるスポーツコーチングを、選手のうちから学ぶということは極めて大事で大きな成長につながります。このような機会を設けていただきましたUNIVASの皆様に感謝を申し上げます。
 
今後も、コーチングという学びを、いろいろな形で、いろいろな方に届けていきたいと思います。