【開催レポート】選手のポテンシャルを 最大化するコーチング
2/9(土)に開催された「SCJ Conference 2019」では、スポーツという枠を超えて活躍する方々をお招きし、新たな知見を共に学び、考え、ゆさぶり合う場となった。
分科会「選手のポテンシャルを最大化するコーチング」では、三宅裕之氏、室伏由佳氏、伴元裕氏が登壇。
普段直接お話を聴ける機会の少ない3名の講演に、多くの方が参加。
心と体の教育・コーチング、そして異文化におけるコミュケーションのスペシャリストである三宅裕之氏。柔らかい物腰と幅広い知識、多角的な視点からのメッセージが印象的でした。
陸上競技女子円盤投、ハンマー投の日本記録保持者(2019年1月現在)で、現在はスポーツコンサルタントの会社設立、またスポーツ健康科学博士として大学での講師業など、幅広く活躍されている室伏由佳氏。選手時代のご経験や、そこから学んだことなど、貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。
米国デンバー大学大学院スポーツ&パフォーマンス心理学修士課程を専攻し、パフォーマンス発揮のための心理ノウハウの提供を行うOWN PEAKにて代表を務める伴元裕氏。室伏氏の意外な一面を聞き出したり、知識の引き出しが多い三宅氏の意見を抽出したりなど、モデレーターとして講演を盛り上げていただきました。自身の心理学におけるメッセージも印象的でした。
本公演では、現場での事例やすぐに使えるメンタルスキルなど、3人がそれぞれ実践している心理学的アプローチについてお話しいただきました。
コーチ目線ではなく、選手目線での室伏さんの経験談から、コーチと選手との関係性、三宅さんの専門分野であるメンタルトレーニングについての話などについて学びを深めました。
ご参加いただき、ありがとうございました!
【スピーカー】
・室伏 由佳氏(写真中央)
株式会社attainment代表取締役/順天堂大学大学院
・三宅 裕之氏(写真左)
株式会社シナジープラス代表取締役
【モデレーター】
・伴元 裕氏(写真右)
Own Peak 代表