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【共同開発プログラム】武蔵大学ラクロス部2年生向けワークショップ開催報告


4月14日に女子の部(写真下)、4月20日に男子の部(写真上)が開催された、SCJのキャリアコーチング部門と武蔵大学ラクロス部による共同開発プログラム「卒業後の自分を描く」オンラインワークショップ。 「卒業後のなりたい自分像」を描き、そこに近づくためにスポーツ及び学生生活の中で何を身に付けていくか。自分たちで言語化しシェアし合い、キャリア形成の基本知識や物事に意欲的に取り組むメカニズムなどのインプットも交えた120分のプログラムは、学生たちにとって今まで考えたことのない、新たなきっかけを作る良い時間となりました。

この取り組みは「学年別」に必要とされる要素を整理し、そのタイミングで最も必要とされる知識や考え方を提供するというものでした。

そこに対して、ラクロスの育成知識だけでなく、SCJのもう一つの特徴である「スポーツ×キャリア」の専門家(キャリアコーチ)が介入することによって「一生を通じた人間形成」という視点でのプログラムが展開できることとなりました。


受講者の声としては、「スポーツ(ラクロス)や学校生活で身に付けるべきことが見えてきた」、「デュアルキャリアの考え方が分かり、スポーツ、勉学、どちらかだけでなく両方やる意義が分かった」、「次はモチベーションが下がっているチームメイトへのアプローチが聞きたい」、「次は個人的なキャリアの相談にも乗って欲しい」といった、幅広い感想が出てきました。アンケートのコメントや受講の雰囲気から伝わるように、非常にアクティブで意欲のあるメンバーが多く、男女共に良いチームであることが伺えます。


進行を担当したSCJ理事でキャリアコーチプロデューサーの中村からは「スポーツに取り組むことによって得られるものは多いですが、それに気づかないことも比例して多い。何を得られ、具体的にどう社会に生かせるのかを言語化し自覚してもらうには、まだまだサポートが必要で、そこを担うのが"SCJが考えるアスリートへのキャリアコーチング"だと思います。当然種目によっても違うでしょうし、今回は大学生ですが、その中でも学年によって違ったり、中学、高校、企業スポーツなど、レイヤーによっても、そのスポーツに取り組む意義は変わって行くと思います。そこを見極め、なりたい自分へのステップとスポーツがリンクできるようこれからも頑張っていきたいです。」というメッセージ。


「ビジョンを描いた上でなぜそのスポーツに取り組むのかが明確になれば、当然モチベーションも上がるし自分のスタイル確立にもつながる。時間を有効に使うきっかけにもなり常に将来を考えることにもなるので不安も軽減される。これらを踏まえると、キャリアコーチングが広まることで競技レベルも上がるのではないか」というのが、キャリアコーチングを進めるきっかけの根源であると中村は続ける。



この武蔵大学ラクロス部での取り組みは、学生のキャリアサポートを部内の体制に組み込みたいという部としての意図と、キャリアコーチングを広めたいSCJの意図が合致してスタートした、今までにない形の取り組みです。どう持続的に進めていくかを含め今後も試行錯誤を続けていきますが、学生やチーム、そして現場のコーチに対しても良い影響が出ていることを考えると、必須となりうる重要な要素だと思います。部としても、体制としてキャリアサポート機能が備わっているメリットを感じてもらえたら嬉しく思います。


今後ともよろしくお願いします!

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